ニンニクの【すべりたくない話】2
※下品な発言が含まれます。心してお読みください。でも自信作です。お願い!読んで!てか、読め!
タイトルは敢えて最後に言おうと思う。
つい先日、日本橋に行った時の話。
通称オタロード。関西の秋葉原と言われる場所でメイド喫茶やホビー、家電などが集結しているポップカルチャー聖地、大阪日本橋。
日本橋オタロード | 大阪まるわかり | OSAKA-INFO
これはボードゲームやグッズなどを求め、彼女と遊びに行った時の話になる。
突如猛烈な尿意が俺を襲った。
数秒前までは「おしっこしたいな」だったのが、「漏れそう」を通り越し「漏れる」までに突然変異した。
恐らく外と室内の温度差により膀胱がバカになったのだと思う。
これはかなりやばい。
今すぐ小便したい。
だが困ったことに都会ってのは店内どころかコンビニにもトイレが併設されている場所は少ない。コロナによる貸し出し禁止も相まって、限られた場所でしか放尿を許されない。
もしかしたら知らないだけで有名トイレスポットがあるのかもしれないが、いつもわざわざ駅まで向かってトイレをする俺は知る由もない。
とりあえず今回の尿意では駅までもたない、とだけ伝えておこう。
それほど俺のおしっこゲージはフルマックスまで振り切っていた。
彼女に「ちょっとやばいかも」と伝えるが、俺の小便など気にする素振りもなく。
あくまで他人事、頑張ってというスタンス。
悠長にどこ行こう~という顔をしている事に徐々に腹が立ってくる。
俺の膀胱無くして日本橋を歩けるのかと。
でもそんな事で一悶着起こしてしまっては本当に漏らし兼ねない。
先ずは尿処理をしなければ遊びもオタ活もクソもないので、急いで辺りを散策する。
できる限り最短での便所ルートを見つけなければ死へのルートまっしぐらだ。
でもトイレを探しに建物に入ったとして無かった場合に、数秒のロスが生じる。今はその一瞬さえをも争うギリギリのレース展開であり、コンマ1秒でも惜しい。
尚且つトイレがあるかもしれない、もう少しで解放できるかもしれないという、淡い期待も持ちつつ探す事になる為、尿達も我れ先にとより圧をかけてくる。
探す行為は寧ろ自殺行為と言えるだろう。
兎にも角にもまとめると、今は必ずトイレがあると分かっている場所に、最速で、一直線に向かわなければ、24歳の男が大阪で大洪水を起こしてしまう。
2022年最悪の大災害、事件簿が脳裏をよぎる。
まずは喫茶店。以前入った事もあって、トイレの存在は既に確認済みだ。コーヒーの飲む飲まないはさておき、彼女に会計を任せて「先に席確保しとくわ」と言い残し、入店速攻便所作戦。
思い返せば、この作戦が非情だが1番得策で最善な方法だったのかもしれない。
だが彼女は乗り気では無かった。
そりゃそうだろう。レジすっ飛ばして一目散に、超スピードで便所に駆けていく彼氏は俺が女でも嫌だ。加えて喫茶店の緩やかなティータイムをぶち壊す作戦。出し切った後に飲む一杯は味がするのだろうか。
この時は焦りの一心で、喫茶店でさえ公衆便所としか見れず、なんか尿出し切ったらコーヒー飲める施設、という謎の思考に至ったのだからしょうがない。小便とは怖いものだ。カフェオレ一杯10000円する喫茶店でも俺はこの時、尿ができるのなら入っていたのかもしれない。
次は立ち小便。どこか建物の陰にでも隠れて素早く尿を済ます作戦。
古き時代より伝わる最も汚らわしい愚行。
今は危機的状況。選択肢の一つとしてもいいだろう。
だが観光地でもある上に今日は日曜で人目も多いのにどうする?
これまた穴場探しに時間がかかりそうだ。
そもそもそれ以上にいい歳の大人が世にチンポを晒し、尿を地面にぶちまけるなんてしてもいいのか?
モラル的に却下とする。
ペットボトルで貯尿作戦はどうか。
この日俺たちは車で来ていた為、少し歩けば駐車場がある。車内で何かしらの容器を持って小便するのも一つの手か、と考える。
だがその容器をどこで手に入れようか。そもそもどの量出てくるのだろうか。500mlでは収まらないのではないか。そうなると2Lのペットボトルをコンビニで買わないといけないのか。容量を履き違えて溢れ出てきたらどうしたらいいのか。
なんて色々考えて、準備が必要と思い却下。
もういっそのこと、漏らすか?
もしかしたらちょびならいけるんじゃないか?
そう思ったが、今日のズボンは淡いブルーのジーパンで雨などの水滴が当たっただけでもシミになる生地。漏らしてしまえば一発丸わかりアウトだ。
真っ黒のスウェットとかならまだしも、周りにバレるので漏らしはできない。却下。
上記4つの案。
思考した時間はたったの3秒。
たかが3秒、されど3秒。
時が進む度に膀胱はプッシュされ、次第に冷や汗をかき始める。
遂に俺は内股、及びチン先を右手でガツッと摘む行為に走る。
側から見たら、一発で『漏れそうな人』と分かる状態になった。
そこでふと閃く。
外から施設内トイレの有無がわかる方法を、だ。
それは階の多い建物で、尚且つ各階の売り場ジャンルが入り口に掲載されている建物。
こういったマップには何をどの階で売っているかに加え、トイレや喫煙所などの情報も開示している場合が多い。
ここで、見つければ最短でほうにょれる!(放尿できるの動詞)
と考えたその瞬間。
4車線の道路挟んだ向こう側で、それらしきマークを見つける。
フロアマップの右下に書かれたお決まりのマーク。
しかも2階。4階だったらどうなっていた事か。
1階で安堵し、そこからエスカレーターで膀胱プッシュの大騒ぎ。『押し出せ♪尿出せ♪押し出せ♪尿出せ♪』と、天国を目の前に地獄へ転げ落ちてしまうかもしれなかった。
よし!行くぞ!そう思って、向こう側に渡ろうとし…
トイレでは無かった。
遠目から見たら色合いも配置も一緒だろ!
ふざけんな!
早めに気づいてよかった。道路渡ってから気づいたら店のラジコン全壊し大暴れモード突入していたかもしれない。
と落胆していると、すぐ後ろのゲームセンター2階で彼女がトイレを発見。
すまん!
とだけ言い残し、真っ先に2階へ駆け上る。
彼女には人混みの中、待たせてしまい申し訳ない。
だがここは膀胱に免じて一つ、何卒。
念願のトイレとの対面。輝いて見えた。
小便器が一つ、ウンコ場が一つ。どちらも埋まり中。
小便器の後ろに立ち、今や今やとその瞬間を待つ。
やはり目の前にすると緊張が緩まり、我慢の限界を超え出すもの。
なんとか皮をねじ摘み、ピュルっと行ってしまいそうな尿汁に無理やり栓をする。もう少し耐えろ。俺、がんばれ。
足も震えだす。腹部膀胱全身に力を入れ、待つ。やばい…。
気が気ではない俺に、前の奴のゆったりした小便態度に段々ムカついてくる。
いや、お前早くしろて!
喋ったこともないし、寧ろ人相のいい優しそうな男性だったけども、今は放尿を妨害するものは全て悪魔に見えて仕方がない。
加えて何がキツいかって、コイツ尿を出し切った後にチンコのみを振って残尿及び水滴を落とすのではなく、体全体を大きく使って大振りで、しかも優雅にちんこを舞わせ、滴る水をそぎ落とすタイプだったからだ。その悠々たる広い背中がコイツの性格、生き様を物語っている。
1秒が長い。
前のコイツが、今俺の人生を握っていると思うと情けない。
コイツがおかわり小便をしようものなら、俺はトイレ目前にして漏らした青年として明日はネット記事の一面行きだ。社会の晒し者にされ、お先真っ暗な人生に違いない。
そんなクソみたいな思考に陥ってる最中、やっと尿野郎が便器からベリベリっと身を剥がした。
今や!
ベルトも全て緩めていた俺は隣の人が去る前に、(覚えてないが)なんなら一瞬接触したレベルで発射する。チン先を摘んだ右手をパッと話すと、溜まりに溜まった尿が圧迫されぷっく〜と膨らんでおり、なんかコブラみたいな状態だった。そこからの勢いはまるで狂気のレーザービーム。寒さ故にサイズは縮こまってしまっており、なんかマダツボミがハイドロポンプを使っているような構図になった。
気持ちいい。
でも、想像以上に尿は出なかった。
やはり寒暖差による尿意だったのか。
...ところで今、後ろのやつは漏れそうなのだろうか。
安堵から生まれた余裕たっぷりの気持ちで、なんだか虐めたくなってくる。
我慢してみろ、漏らしてしまえ!と口角を少し上げちゃったりなんかして。
このまま夕刻までここで突っ立てもいいんだぞ、という気持ちで便器に仁王立ちする。
とはいえそんな性根が腐ってる人間ではないので、二度と経験しないようにと根こそぎ絞りだす。
はぁ...間に合って良かった♪
尿後。
ごめーん!と彼女の元へ向かうとポカリと殴られる。
そりゃそうだろう。日本橋に遊びにきて開口一番、トイレの大騒動(まぁ俺が一人で焦り散らかしていただけだが)があり、彼女を置き去りにしてまで店に駆け込んだのだから。
人混みの中、尿に勤しむ俺をただ待つってそりゃキツいよな。
申し訳ない。当たり前の仕打ちだ。
そうだな。この話にタイトルをつけるとしたら俺はこうする。
膀胱が産んだ暴行
この日はラーメンフクロウにも行ったよ。
大汁なし(400g) アブラマシマシ他全マシ ニラキムチ
デフォルトで麺にペッパーが絡むのはココの汁なしの特徴。
一年ぶりで感動の一杯ですわ。
うまぴ!
ジャンク屋 剣
2021年の振り返り PART-3
どろ塩ペッパー
通りには飲食店や娯楽施設、巨大イオンモールも存在する、黄金地区。
言わばゴールデンストリート。
橿原は私の住む南大阪らへんからも山を超えてすぐ行けるというのもあり、大好きな街だ。
本日紹介するジャンク屋 剣は、奈良県で数少ない二郎系を展開する橿原近辺のラーメン屋。
もう一店舗系列店でジャンク屋 哲というお店もある。
ここも美味いよ!
実は家から最寄りの二郎系は?と調べた時に、距離で言うとココが1番近くになる。
そんな行きやすい二郎系で今日は一杯、根こそぎ頂く。
初レビューのように書いているが実はかれこれ何度も訪れてる。
今回は剣で一番アツいどろ塩ペッパーを紹介したい。
こちらがどろ塩である。
名の通り、どろっとしたスープが特徴的で、塩味とペッパーが濃厚さを演出。あんかけではないが、麺や野菜との絡みつきが、味をしっかりのどちんこまでこぼさず運んでくれる。ラーメンなのに、まぜそば風を感じてしまう程に。ねっとりとカーニバルする。
美味い。本当に美味い。冗談抜きで美味い。
どろの表現により味付けが気になる所だが濃過ぎる訳でもなく、最後までしっかり味を堪能できるジャンク飯。ジャンク屋特有の鰹節トッピングが良いアクセントとなり、後半の飽きさえも感じさせない。
お得意の早く食べたさ故にメニュー表とか、店内写真を撮り忘れているが、メニューは豊富でトッピングもヤサイはマシで800gと、マシマシは1キロ越えとかなりボリューミーなお店だ。
麺もプラス100円ずつかかるがメガ盛り、ギガ盛り、テラ盛り、とまるで家電量販店かと思いたくなる名前となっており、腹ペコ坊やも大満足の仕様となっている。
どうせ直ぐにまた食べに行くので、その際に詳しくブログを書き換えれたらと思っている。
この時は友人と食べに行ったのだが(勿論、友人もどろ塩)、完食後カウンターから離れる際にケツと椅子との間で糸を引いているのを確認した。
恐らく我○汁も漏れてしまうほど感動したのだろう。
そんなどろ塩、是非一度ご紹介あれ。
どろ塩について知っている情報
こちらは一日20食限定+平日のみとなってます。
私は平日夜19時頃でも問題なく食べれたらのであまり注意しなくても大丈夫?かなとは思います。
またどろ塩はスープが薄くなる為、野菜マシ以降はできないとの事です。この味付けなら何テラバイトでも容量たっぷりでいけると思うので麺に全力を注ぎましょう!
では良い剣を!もはや勇者を!
ラーメン富士丸
2021年の振り返り PART-2
こんにちは。ニンニクです。
ラーメン富士丸に行ってきました
ラーメン富士丸といえば東京に存在する超有名店で、それこそインスパイアを検索すると必ず上位に君臨し、Youtubeでもブログでも、こんな無名の俺がどうこう言うまでもなくレビューが盛り盛り沢山の超人気店。
今は大阪住み、地元も岩手と、中々東京に縁が無い俺にとっては富士丸なんてカリフォルニアディズニーランドばりのテーマパーク。
いつかは食べてたいという夢の場所だった。
調べると毎日が長蛇の列との事で、ゴールデンウィーク中のスプラッシュマウンテンをも彷彿とさせる待ち時間らしく、旅行で行くにはそれなりに余裕のあるスケジュールでないと難しい上、胃を完璧にする為東京飯を断念しなければいけない可能性もあり、行く勇気が出なかった。
だが仕事だと、どうだろう。
11月中旬、東京で仕事があって20時頃に終えた。
そこから宿に向かうと思った時、あったのだ。
ラーメン富士丸 神谷本店が。
一日の疲れを吹っ飛ばす程の超朗報。
まさか、今日、あの、富士丸に、出会えるのか?
夜飯はビールでしっぽりと思い、つい先程おにぎり4個食ったのに行けるのか?
行くしかねーやん(嬉)
この出会いをなんと言おう。
俺の好きなアーティストはケツメイシなのだが、まるで突然路上ライブを始めた感覚なのだろうか。そこで歌う曲はやっぱり『こっちおいで』なのだろうか。
いざ入店!
2時間弱の並び。
舐めていた。やばい、過去1番に待った。
11月のなんの変哲のない平日なのに、2時間は外で待った。
恐ろしき富士丸。これほどの人気店を俺は見た事ない。
だが念願のラーメンに心躍らせ、ウキウキを保ちながら並ぶ。
外に記載していたこの店舗での頼み方を熟々に熟読し、コールまで完璧に頭の中に刻み込んでおく。
事前準備というものだ。
とりあえず並で行くか。
デフォルト400g...中々の大盛。だが漢なら夢の地初訪問で量を減らすなんて愚行は神が許さないだろう。
おにぎり4個食ったのも、2時間も並べば下地となっていい感じだ。イケる。
コールも全マシが...と思ったが食えなそうだったので普通で。(すまん!忘れた!)
トッピングはあの、ブタカスアブラを購入する。
これが食いたかった。これにつけて食べたかったのだ。
そんなこんなでイメトレを繰り返していざ! 入店!!
ラーメン ブタカスアブラ たまご
イカつい!
いつも食べてる二郎系とは一味も二味も違った香りに見た目!パンチ力!
ゆったりブログとか考えて写真撮ろうとか一瞬よぎったけど、無理!我慢できない!
パクリ…
美味ぴー!
見た目とは裏腹に割と薄めで飲みやすいスープ感。だが番長気取りの豚野郎が胃を制圧し始めて、内側からぶっとい注射器で俺の全身を、麻痺させる。最早快感でしかない。
舌だけでなく脳までも唸らせる破壊力抜群のエネルギーラーメンはまるでジェットコースター、即ちアトラクションだ。
写真は撮り忘れたが茶碗一杯に盛られたブタカスアブラは、豚とも麺とも野菜とも相性バッチリで、箸を持つ右手をグングン加速させる。たまごもアブラのモヤモヤ感を解消させる役割を果たし、卵黄が喉で回転ながら進んでいく。
食べやすい。それでもってエネルギーを注入してくれるアブラやニンニクがたっぷり。一口目で2時間並んだ事さえも忘れさせてくれる程の夢の一杯だった。
でもデフォルト400gはやはり大盛だ。終盤で判定にもつれ込みそうな状況となったが、豚の一本締めで3RKO勝ち。
ありがとう富士丸。
また来る丸。
ジャンクガレッジ
2021年の振り返り PART-1
ジャンクガレッジ
11月、埼玉近辺での仕事中に食べた一杯。
緑色のカラーリングを看板に掲げる、類を見ないスタイルの二郎系ジャンクラーメン屋。
仕事移動中に近くで見つけた為、場所などは忘れたが、『久しぶり』の入店。
『久しぶり』
そう、ジャンクガレッジは私にとって思い出のあるラーメン屋なのである。
それは高校か中学の頃に遡る。
家族旅行で東京に訪れた際に、帰りの新幹線まで東京駅の八重洲口近辺で買い物をしていた。
そこに東京ラーメンストリートという名店が集まった特設の場所があるのだが、当時ジャンクガレッジもそこに入っていた。
美味しいラーメンでお腹を満たして帰る。
多種多様の飯が食べれる東京駅構内でも、ここまで麺の名店が集結しているのは有り難く、やはり長蛇の列を目にする事も多い。
※以上、ここまでの私の見解は東京に住んでいないので当てになりません。
おそらく店舗は時期により入れ替わりもあるのだろうが、私が訪れた際はジャンクガレッジが存在していた。
※ジャンクガレッジが入っていたのはホント。
先日、二郎系を好きになった経緯を本ブログで書き込んだ。
とはいえ、その二郎ちゅきの気持ちは県内のラーメン屋での話であり、東京…それこそラーメン二郎、多々存在する二郎系インスパイアの店舗なんて知る由もない。
家族旅行で東京に行ってまで、二郎系食べたいと言う気持ちは湧かなかった。
だが帰りの、東京駅の、構内にあるとなればどうだろう。
太鼓の達人が大好きな人が、旅行の道中にゲームセンターをたまたま通りかかったら1曲くらいはプレイするのではなかろうか。
そんな気持ちで親父と共に暖簾をくぐったのである。
ドア一つを境に強烈なガーリックが漂い、駅の中にあるものとは思えなかった。
ラーメンストリート内でも異色の麺屋。
まじで他のラーメン屋より空いていたと感じた。
それはこれから乗る電車、新幹線、或いはバスなどの密閉空間に気を使っていたからなのだろうか。
正直そんくらいしか覚えていない思い出もないのだが、東京にきて二郎系を食べた、と言うことは、田舎者の私に大きなステータスを与えたことは間違いない。
地元の大会で何度優勝しようとも、一度全国のレベルを体験した者は一味違う。
麺界を幅広く知る事でより興味を持ち、より美味しくラーメンを頂けるってモン!
てな訳でかなり久しぶりのジャンクガレッジ。
まぜそばで胃をブっ壊す!!!
忘れた。ただ『まぜそば』なのは覚えている。
緑と赤色の組み合わせも暴力的で大好きだ。
今でも靴は黄色と黒の組み合わせとかを選びがちだが、緑赤とかも捨てがたかったのは心の奥底に一度訪れたジャンクガレッジが潜んでいたからなのかもしれない。
正直、何人かで仕事合間に喰らうだけだったので店内写真などない。トッピングに関しても、量に関しても、文字通り忘れた。
だがうめぇよ。うめぇ。
沁みるぜ。
過去の味とか全く覚えてなくて、懐かしさとかはゼロだけど単純にうめぇぜ。
いいのよ。結局何でも、美味ければ。
もっと濃ければとか、薄ければとか、量増やせばとか、あのトッピングがあればとか、あの味があればとか、後半飽きるとか、何でもいいのよ。
また訪れて、好きなラーメン見つければいいのよ。
ラーメンの中にち○こ一本丸ごと入ってて異物混入してる!とかじゃない限り、また食べに来ればいいのよ。
種類が豊富な分、自分の好みもあるんだから見つけるまで通えばいいのよ。
おわりピ!
2022年の幕開け
新年あけましておめでとうございます。
昨年度は私の人生史上、一番二郎系を食した一年となりました。
一週間に一杯は食べていたと思うから…その数は50杯くらい?
計算してみると少ないですね。また写真でも振り返りながら総数杯出してみます。
では今年の抱負を。
『一麺一会』二郎系各店舗と麺に出会いと感謝を感じながら二郎まみれの年を過ごし、本ブログの質も向上していければなと思います。
では皆様、本年も宜しくお願い致します。
さて、新年一発目ですが早速反省が。
実は昨年書こうと思っていたネタがたんまり残りながら年明けを迎えてしまいました。
新規店舗、東京にある名店、二郎納め…。
新年で過去を振り返るのもどうかと思い、割り切ってここは今年一発目に食した記事で攻めていきます。
2021年の余りネタは、また後に更新していきますね。
地元の味『バードメン』
新年一発目は地元で食した思い出の味『バードメン』での一杯。
丁度前回記事にしたものと同じ店舗です。
実家帰省も重なり、年明けにふさわしいスタートとなりました。
まぜそばジャーマンポテト(並) ニンニク抜き TPマヨしょうが
前回も紹介したずっとハマっているジャーマンポテトで2022年は動きます。
加えてマヨと生姜もトッピング。量より味を堪能する為に並を選択。
昨年を振り返り、ニンニク抜きが本来の味を楽しめるのでは?という結論に至り、コール。
俺も気分、胃、催し、日時、全てを考慮した上での満足のいく注文ができるようになったなぁと思い始めた。
細かいことは気にせず、今日は今年の抱負を胸にいただく。
うううめぇ!
うめぇよ!
そりゃうめぇよ!
ジャガイモの香りが漂い、丼の底に眠るざらざらとした食感(ジャガイモを潰したもの?)を感じ、マヨと生姜がニンニクよりも控えめに存在感を示し、ジャンクさを際立てる。
軟麺で汁と絡み、上に盛られたシャキシャキヤサイとの相性もマッチ。ジャーマンポテトはもはやこれを指すのではと思うほどに。
暴飲暴食による胃の強化により、量は増やしてもよかったと後悔したが、大満足。
10分足らずで完食。ごちそうさまでした!
では終わらず。翌日。
そこにラーメンが、バードメンがあるならば、俺は何度でも行こう。
醤油Ⅱ型(大) 全マシ
Ⅰ型Ⅱ型とはまさにウエポンのような名前だが、これはアブラの量を指す。
Ⅰ<Ⅱとデフォルトの量が決まっている。
大阪へ帰る日に連日にはなるがキメる。
今回は思い出深い懐かしき汁アリで!
スープを飲む。正直、薄いと思った。
だが違う。このラーメンはこの味で完結している。
麺は軟麺で優しい味付け、老若男女食べやすい仕様。二郎系であり、ジャンクを出しつつ、万人に愛される味わい。
卓上にはスープ用のカエシ、ペッパーも常設されており、濃くしたいなら使えと言わんばかりのスタイル。
普段から濃ゆいもの濃ゆいものを、追いかけまわしている俺にとっては物足りなさを感じてしまうが、心温まる優しい味に感服する。
ただ一つ!アブラマシによる別皿アブラ!
これは味付け無しでのアブラそのものになるが、一アブラファンとして感想を言うと何かしら味付けしてくれるとより一層テンションが上がる。
アブラはそのままでも甘くて美味しい。でも別皿出来ているのであればカラメなどを足して、味変やジャンク感を意識してくれると!とは感じた。卓上に返し的なものがあるので、今回はそれをドバっとアブラの中に投入したが、やはりそっちの方がウキウキ感を得られた。
アブラなんてそれこそ濃さを求めている人が中心だとは思うので、何かしらスパイスを加えてもいいのかもしれない。(個人的な舌バカの感想です)
あっという間に完食。
2022年のスタートをバードメンさんで迎えることが出来て文句なし。
皆様も是非一度食べてみて!
今年もヨロシコ!
鳥
食事中に涙した事があるだろうか。
辛すぎて、
喉に詰まって、
不味すぎて、
飯中に訃報を聞いて、
目に汁が飛んで、
ではなく。
料理のその味に感動して、
だ。
遡る事8年前。
私が通っていた高校から自転車で40分ほどの所に『踊ろうサンダーバード』という有名店があった。
言わずもがな二郎系ラーメンを提供してくれるお店である。
前回の記事についても触れたが、私が二郎系というジャンルに興味を持ち始めたのは『豪ーめん』を食べた事がきっかけで、いわばここが2店舗目であった。
ここで俺の人生は大きく変わることとなる。
冒頭でもお話しした通り、私は踊ろうサンダーバード様で初めて、ラーメンを食して涙してしまったのだ。
今でも覚えている。ポン酢味のラーメンだった。
豪ーめんを知り、私は二郎系ユニフォームを着始めた。
だがこの時、やっとその道を歩き始めたといっても過言ではない。
豪ーめんとは違った味。マシのレベルも段違い。万人向けではないだろう味。明日の口臭が気になる程のニンニク、カロリー量も人によっては受け付けないだろう。
それでも、俺は出会いを感じた。
婚活と同じく、運命まで感じた。
だが、申し訳ない。俺の原点の原点である『踊ろうサンダーバード』様には今回の帰省では予定が合わず行けなかった。
それは次の機会でレビューさせて頂きたい。
今回は同系列で数年前に地元にできた『バードメン』と言うお店を紹介する。
こちらも、元味をしっかり引き継いで、それで尚、至高の一杯をお届けしてくれる思い出深い店舗だ。
前置きはこのくらいにして、先月上旬帰省した際、新幹線を降りてものの15分後にはカウンターに座っていた。早すぎだろ…俺…くりこま高原あたりからウキウキを抑えられなくてな…。
この系列は種類がとにかく豊富で、色んな味を楽しめる所にある。かつて涙した『ポンズ』然り、私がこれから食す『ジャーマンポテト』然り。
二郎系と言えども、種類も多く、優しい味付けもあるので老若男女問わず訪れることが出来る。カウンターのみならず、テーブル席も2つあり、家族で食事にも大歓迎だ。
有料にはなるがカスタムトッピングも多く、少年の心を揺さぶる。
まるでデュエルマスターズのデッキ構築に明け暮れた夏の日のような気持ち。
迷うぜ!!
シンプルにラーメンor汁なしにコール&トッピング!のスタイルも好きだが、こうも味付けが豊富だとワクワクが止まらない。
後列の待ちを気にしなくて良いのであれば、優柔不断の俺は10分も15分も悩むだろう。
まずは昨年食べたジャーマンの味に魅了されたので、帰省一発目はソレをガンギメる。
そんなこんなで着麺。
角度を変えて
2枚パシャリ。
毎度写真は必ず撮るのだが、はよ食いたいの衝動が抑えきれずピンボケしてる写真が多々。
ではいただきマンボ!
ヒューゥンンン〜
気のせいだろうか。
一瞬突風が吹いた。
その衝撃で一瞬瞼が閉じる。
瞳に差し込む一筋の光。
目を開けるとそこは一面花畑だった。
風で前髪がかき上げられ、草木花が揺れ、目の前に一つじゃがいもが転がってくる。
ただ呆然と佇む俺の目の前にじゃがいもが。
状況を把握できない俺は、ただじゃがいもを見つめることしかできなかった。
すると直ちにじゃがいもが真っ二つに割れ、中から出てくるワンサイズ小さいじゃがいも。
そこから連鎖する様に小さなじゃがいもがどんどん出てくる。
まるでその光景はマトリョーシカそのものであった。
慌ててじゃがいもを掴んだ私は親指二個分のじゃがいもで止める。
すると何処からともなく声がする。
それも脳みそに直接響く様な、耳を介さない電波的なもの。
なんとなくじゃがいもが語りかけているのではないか、と悟る。
『また会えたね。僕も嬉しいよ。毎日食べて欲しいな!ジャーマンたね!』
美味すぎるやろバードメン!!
だがここで終わらない。
まぜそばポンズ(並) 全マシ フライドオニオン
フライドオニオンがパサパサしてたのが残念だったけど、
流石にこれは『美味娘プリティーダービー』っすわ。
豪ーめん
どうもニンニクです。
唐突だが私の昔話を、私が二郎系を好きになった経緯を、お話しようと思う。
私の活動拠点は基本大阪、たまには奈良と、関西圏が中心。
でも関西弁は喋れません。実は出身も育ちも東北・岩手県なんです。
大学入学と同時に故郷を離れ、大阪で住み始めた形になります。
あれは中学2.3年の頃。
地元にあった『豪ーめん』で食したラーメンが全ての始まりでした。
当時は今ほど二郎系という言葉が染みついてなかったように思える。
というのも、ここ数年でカップラーメン等、コンビニでも二郎系コラボ商品が陳列し、黄色と黒のカラーもジャンク&ニンニクたっぷり料理として世に浸透し始めてきた気がする。最近では調味料としても食べるラー油のような形で瓶詰めで販売している商品も目にするほどに。
そもそも大阪や東京では当時からメジャーなグルメとして確立した存在だったのかもしれないが、岩手県のド田舎に住む私は知る由もなかった。
先述した『豪ーめん』
東北岩手に数店舗構えるジャンクなラーメン屋。
ソコには類を見ない味、ニンニク入れますかの掛け声、マシという言葉。
器からはみ出て盛られる野菜の山、濃厚なアブラ、大きなチャーシュー、ニンニクの香り。
今でこそ、あれは黒木製麺 釈迦力 雄様と同じ二郎風ラーメンではと感じてしまうが、
昔から大食でコッテリ大好きだった私は衝撃を受けた。
看板に書かれた『今日も明日も豪ーめん』の文字通り、何度も通った大好きなお店だった。
醤油豪ーめん(大)
今月頭に帰省した際に、7年ぶりくらいに暖簾をくぐった。
その懐かしい香りに涙が溢れそうになる。
私は4歳の頃から高校まで水泳をしており、ほぼ毎日ハードな練習の日々だった。
故にこのアブラとニンニクが心身の疲れを癒してくれる回復薬であり、明日への活力へと繋げてくれた。
当時食べていたあのラーメンが着麺して、ふと思う。
あぁ。二郎風だな、と。
昔はここ以外にジャンクなお店を見たことが無かったから、豪ーめんis二郎と豪語していたものだが、悲しいことに私自身も変わってしまったのだろう。
(これは私自身が勝手に思っているだけだが)二郎系は味も大事だが、胃袋との格闘技であると勝手に思い込んでいることに問題がある訳だが。
そっと蓮華でスープを啜り、その優しい味に感涙する。
飲みやすい、飲みやすくも後から来るニンニクの強烈なジャブ、右フック。
だがそのパンチは加減を熟知しており、ある程度打ち込んだら一線から退いてくれる。
ヤサイとの相性も抜群でシャキッっとした食感は麺と絡みつつ、飽きさせない。
ジャンクといえども濃すぎない味で、メニューもずらりと豊富。
老若男女問わず食べやすく、ニンニクが多いため躊躇しがちなグルメであるが、とどのつまり活力剤となる豪ーめんを求め、皆集う素敵なラーメン屋。
懐かしい。この味、覚えている。
友人と食べた記憶、水泳に夢中になっていたあの頃、岩手の素晴らしさ、様々な思い出がフラッシュバックして完飲完食を迎える。
私の原点となる豪ーめんを頂けた事は大きなことに違いない。
まだまだ私の二郎系人生は始まったばかりだ。
次回『ニンニク、麺で初の涙』